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入学者受入方針 入試情報 | 金沢大学

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Academic year: 2018

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(1)

《人間社会学域》

【人文学類】

 人文学類では,人間をその行動,思想,歴史,文化,言語, 文学といった多彩な観点から考察し深く学ぶことを通じて, 人間性と社会性に富む教養と課題発見能力,社会的応用性を 備えた専門的知識,的確な自己表現の能力,そして多面的視 野と柔軟なコミュニケーション能力を持った人材の育成を目 指しています。

求める人材

・ 人間の行動,思想,歴史,文化,言語,文学といった知 的営みとその成果に対し深い関心を持ち,勤勉性と忍耐 力に裏打ちされた学習意欲を有する人

・ 文献読解から実験,フィールドワークまでを含む人文諸 学固有の方法論のあり方を学び,その成果を多様な現代 社会の諸課題の解決に活かしたいという意欲を有する人 ・ 広い視野を持ち,多様な価値観や伝統,異文化を積極的

に理解しようとする態度を有する人

・ 高等学校等で学習する国語,地理歴史,公民,数学,理 科,外国語について総合的な基礎学力を有する人 ・ 国語および英語をはじめとする外国語における文章の読

解能力,論理的思考能力,そして的確な表現力を有する 人

選抜の基本方針 ■一般入試

 センター試験を課して総合的な基礎知識を評価すると ともに,人文学類の基本的科目である国語と外国語の能 力(前期日程),小論文課題による文章読解能力,論理的 思考能力,表現力(後期日程)を評価します。

■帰国子女入試

 国語と外国語の試験および面接により外国語能力・表 現力・意欲等を重点的に評価します。

■私費外国人留学生入試

 日本留学試験,TOEFL,国語の試験および面接により 知識・表現力・意欲等を重点的に評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 人文学類で学び,探求する事柄は,人間に関する様々な 事象が対象となりますので,高等学校等で学ぶ教科全般に ついて基礎的な知識と理解力・思考力を身につけておくこ とが望まれます。

【法学類】

 国内外の社会状況が大きく変化している現代において,法 と政治に関する基本的な理念や知識は,個々人が他者と共生 していくために不可欠なものとなっています。法学類では,こ のような認識に基づき,法学・政治学を体系的に学ぶことを 通じて,現代社会が抱える諸問題を発見し,将来的課題に取り 組む能力を有した人材を養成することを目標としています。

求める人材(法学類共通)

・ 大学での法学・政治学の学習に必要な基礎的知識を備え ている人

・ 国内外の社会問題に関心を持ち,よりよい社会の実現の ために貢献したいと願っている人

・ 論理的思考や情報分析を通じて,また,過去の歴史的経 緯をふまえつつ,社会現象の本質を探究したいという意 欲のある人

求める人材(推薦入試)

・ コミュニケーション能力(とくに,人の話を正確に理解 し,自分の意見を論理的に述べる能力)が優れている人 ・ 課題や仕事に率先して取り組む意欲や責任感のある人

選抜の基本方針 ■一般入試

 前期日程では,基礎学力に加えて,外国語と国語また は数学の能力を評価します。後期日程では,基礎学力に 加えて,小論文課題を通じて理解力・論理的思考力・表 現力等を重視した評価を行います。

■推薦入試

 基礎学力に加え,面接を通じて,日頃から社会問題に 対する関心を有しているか,大学での法学・政治学の学 習に必要な基礎的知識を備えているか,他者の考えを正 確に理解し自分の意見を論理的に述べるコミュニケー ション能力があるか,自主的・主体的に課題に取り組む 意欲はあるかなどを総合的に評価します。

■帰国子女入試

 国語能力に加え,面接を通じて,大学での法学・政治 学の学習に必要な基礎的知識を備えているか,他者の考 えを理解し自分の意見を論理的に表現する能力はある か,日頃から社会問題に対する関心を有しているか,な どを総合的に評価します。

■私費外国人留学生入試

 日本語能力及び英語能力に加え,日本語による面接を 通じて,大学での法学・政治学の学習に必要な基礎的知 識を備えているか,他者の考えを理解し自分の意見を論 理的に表現する能力はあるか,日頃から社会問題に対す る関心を有しているか,などを総合的に評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

・ 高等学校で履修した様々な科目の内容について理解して いること

・ 法律や裁判例の読解,政治的問題の把握,これらに基づく私 見の提示・論述に必要な国語力を十分に修得していること ・ 社会的・国際的諸問題の本質を探究し,その解決を図る

ために必要な社会科目や外国語科目の学力を十分に修得 していること

【経済学類】

 経済学類では,多様な社会的課題に対応できる人材の育成 を目指し,一般入試に加えて,高校の専門教育を主とする学

(2)

科又はそれと同等な総合学科からの進学希望者を対象とする 推薦入試,および帰国子女入試・国際バカロレア入試・私費 外国人留学生入試を設けています。経済分野に対する興味・ 関心と,勉学に対する強い意欲を持ち,基礎的資質に優れた 人材を求めます。

求める人材

・ 経済学・経営学に関する体系的知識を学び,現代社会の 諸問題の分析と解決に挑みたい人

・ 国や地域社会の仕事に携わるために必要な専門的知識を 身につけたい人

・ 国際的な社会経済の日々の出来事に鋭敏にアンテナを張 り巡らせている人

・ 営利・非営利のビジネスに関心を持ち,将来これらの フィールドで活躍したい人

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,外国語・数学の能力を重視します。

■推薦入試

 現代の文化・社会・経済に関する日本語及び英語の文 章を理解する能力,論理的思考力,表現力に加え,平素 の学習活動や大学入学後の計画等を重視します。

■帰国子女入試

 現代の文化・社会・経済に関する日本語及び英語の文 章を理解する能力,論理的思考力,表現力に加え,高校 時代における体験や大学入学後の計画等を重視します。

■私費外国人留学生入試

 日本語の文章に関する理解力,論理的思考力,表現力 に加え,大学入学後の計画,大学の授業を理解するため の基礎的知識等を重視します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 地域においても,国際的な分野においても,人間社会で 活躍するためには,国語・英語および情報処理の基本的な 力は不可欠です。また経済学類では,特に数学の知識を前 提にした授業を履修することが求められます。さらに現代 社会の経済およびそこでの日本の位置づけを理解するため には,その前提として地理歴史・公民の知識が必要となり ます。現代の環境や技術革新の問題を学ぶためには,これ と密接に結びついた科学技術の知識が必要であり,理科を 学んでおくことが望まれます。

【学校教育学類】

 激しく変動するグローバル社会の中で,これからの学校教 育における新たな学びを支える教師には,教科や教職に関す る専門的な知識および実践的指導力に加え,絶えず自律的に 学び続け,学校を取り巻く現代社会の変化や諸問題を的確に 把握し,使命感を持って課題解決にあたる姿勢が求められま す。また,様々な社会的背景を持った多様な子どもたちに向 き合い,より深く,共感的に理解しつつ,子どもの発達等に 関する専門的知見を踏まえながら,一人一人の子どもたちの ニーズに応じた対応が求められます。

 学校教育学類は,こうした力量を持った義務教育段階の諸 学校の教師を組織的,計画的に養成することを主たる目標と しており,専門職としての教師への熱意にあふれ,かつ地域 における文化の形成に寄与する人材を求めます。

 学校教育学類には,教育科学コースと教科教育学コースの もと,教育基礎,特別支援教育,国語教育,社会科教育,数 学教育,理科教育,音楽教育,美術教育,保健体育,家政教 育,英語教育の11の専修があります。各専修への所属は2年 進級時に,本人の希望,適性等を総合的に考慮したうえで決 定します。

求める人材

・ 自立した専門職としての教師を目指す人

・ 社会,自然,人間,文化,教育について深い関心を持っ ている人

・ 自分の考えを表明し,他者との対話を通じて,反省的に 自己を形成していこうとする人

・ 教育を通じて,地域社会の再生と発展に貢献しようとす る意志を持っている人

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,英語,そして国語・数学・理科から 1教科を課して学力を多元的に評価します。

■推薦入試

〈石川県教員希望枠〉

 基礎学力及び勉学意欲ならびに,石川県で教職に就く ことへの熱意,資質・適性等を総合的に評価します。

〈専修枠〉

【国語・社会科・英語教育専修】

 基礎学力及び勉学意欲,人文・社会科学への関心,教 職への意欲・資質・適性等を総合的に評価します。

【数学・理科教育専修】

 基礎学力及び勉学意欲,自然科学への関心,教職への 意欲・資質・適性等を総合的に評価します。

【音楽教育専修】

 基礎学力及び演奏技術,表現力,ソルフェージュ能力, 楽典の基礎的知識,志望動機,教職及び音楽に対する熱 意と抱負等を評価します。

【美術教育専修】

 基礎学力,形体に対する表現力,課題に対する思考能 力と論述能力,基礎知識・論理的思考能力及び勉学意欲 や資質並びに提出作品等から総合的に評価します。

【保健体育専修】

 基礎学力及び高校時代のスポーツ活動実績,教育や体 育・スポーツに関わる勉学意欲と資質,大学入学後の計 画等を総合的に評価します。

【家政教育専修】

 基礎学力及び家政教育に対する勉学意欲や資質等を総 合的に評価します。

【特別支援教育専修】

 基礎学力,課題に対する思考能力と論述能力,勉学意 欲や資質等を総合的に評価します。

■私費外国人留学生入試

 基礎学力及び本学類としての適格性を評価します。な お,本学類は日本における義務教育段階の諸学校の教師 を養成することを主たる目的とします。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

(3)

科目の履修が卒業要件となっていることから,次の 3 点が 望まれます。

・ 小学校・中学校・高等学校およびそれらに相当する学校 など,これまで在籍してきた学校において教授された知 識や技術を確実に獲得しておくこと

・ 大学で専門とする予定の分野に関する興味・関心を深め ておくこと

・ これまでの学校経験を省察するなどして,学校や教師の あり方について自分なりの考えを持っておくこと

【地域創造学類】

 地域創造学類は,地域の自然的・文化的資源,伝統,人材, 資金,社会関係などを専門的に分析把握し,自治を活かした 地域固有のスタイルで,住民の健康・福祉・環境・産業・文 化・観光を発展させるとともに,新たな価値創出によって地 域を再生し活性化するため,質の高い個性ある地域を計画・ 設計・政策立案する能力を育成します。

 地域創造学類には地域プランニング,環境共生,福祉マネ ジメント,観光学・文化継承の 4 つのコースがあります。推 薦入試以外の学生は,2 年進級時に本人の希望,適性,学業 成績等を考慮して各コースに所属します。

求める人材

・ 大学での地域創造学の学習に必要な基礎的学力を有して いる人

・ 地域創造力を修得するために,本を読み,文章を書き, 地域に出かけ,能動的に学修する努力を惜しまない人 ・ 誰もが生き生きと安心して暮らせる地域づくりとグロー

バルな共生社会の発展に貢献したい人

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,前期日程では文系・理系科目両面の 基本的科目である国語・数学・外国語から 2 科目を選択 し,後期日程では小論文課題から理解力・論理的思考 力・表現力等を重視します。

■推薦入試

 福祉マネジメント・環境共生・地域プランニングコー スでは,基礎学力に加え,面接により大学入学後の計画, 授業を理解するための基礎知識,大学での経験を踏まえ た将来の希望等をあわせた総合的な評価をします。

■帰国子女入試

 小論文課題から,地域創造に関わる課題に対する理解 力・論理的思考力・表現力等を評価し,成績証明書(調 査書)及び面接により,大学入学後の計画,授業を理解 するための基礎知識,大学での経験を踏まえた将来の希 望等をあわせた総合的な評価をします。

■私費外国人留学生入試

 小論文課題を論述することにより,基礎的知識・思考 能力・論述能力等を総合的に評価します。面接では,多 面的な質問をおこない,勉強意欲や地域創造学類への適 性を総合的に評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 地域創造学類では,地域プランニング,環境共生,福祉 マネジメント,観光学・文化継承の各コースにおいて,専 門的総合的に地域創造学を学ぶことから,高等学校で学ぶ

教科全般について文系・理系科目両面にわたり理解してお くことが求められます。

 また,地域の諸問題を調査・分析し,政策立案できる能 力の修得を目指しています。その前提として,地域社会に 対して強い関心を持ち,自ら主体的に情報を集め,自分なり の考えをまとめられるようにしておくことが望まれます。

【国際学類】

 国際学類は,実践的な英語などの語学力を活用して,将来, 外務・対外援助機関や国際機関で働きたい人,海外の NPO, NGO で経験を積みたい人,多国籍企業で力を試したい人,外 国人に日本語・日本事情を教えたい人,国内での国際交流活 動に携わりたい人などに必要な,多民族・多宗教・多文化共生 社会を生き抜く強靭な知性と深い共感力,国際的な場における コミュニケーションに必要な外国語運用能力,具体的な問題提 起と解決立案を行うセンスを養うことを教育目標とします。  国際学類には国際社会,日本・日本語教育,アジア,米英, ヨーロッパの 5 つのコースがあり,また,国際社会,米英の 両コースには英語だけで卒業できる英語プログラムもありま す。各コースへの所属は 2 年進級時に本人の希望,適性,学 業成績等を考慮のうえ決定します。

求める人材

・ 多文化や多民族,及び国際社会における諸問題に積極的 な興味を持つ人

・ 自国文化のアイデンティティを常に問い続ける,探究心 あふれる人

・ 英語をはじめとする国際的に重要な外国語の実践的な運 用能力を高めるために,努力を惜しまない人

・ 探究心とコミュニケーション能力を用いて,諸問題を粘 り強く話し合い,国際的な場で相互理解と交渉妥結に達 しようとする人

・将来,国際的な場での活動への従事を目指す人 ・外国人に対する日本語教師を目指す人

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,前期日程では国語・英語(センター 試験の「英語」については,4 技能をみる英語外部試 験(TOEFL-iBT,IELTS〈アカデミック・モジュール〉, GTEC-CBT,TEAP のいずれか)のスコアを提出するこ とができます)の学力,後期日程では英語(センター試 験の「英語」については同上)を含む小論文課題の読解 力・分析力・思考力・表現力等を重視します。

■推薦入試

 第1次選考では,4技能をみる英語外部試験(TOEFL-iBT,IELTS〈アカデミック・モジュール〉,GTEC-CBT, TEAP のいずれか)のスコア及び調査書,推薦書,志願 理由書の書類を総合的に審査します。第 2 次選考では面 接を行います。面接では,論理的な思考や国際コミュニ ケーション能力,国際問題への関心などを中心に総合的 に判定します。なお,調査書,推薦書,志願理由書も面 接の際の参考とします。

■帰国子女入試

(4)

TEAP のいずれか)のスコア及び成績証明書(調査書), 推薦書,志願理由書の書類を総合的に審査します。第 2 次選考では面接を行います。面接では,論理的な思考や 国際コミュニケーション能力,国際問題への関心などを 中心に総合的に判定します。なお,調査書,推薦書,志 願理由書も面接の際の参考とします。

■私費外国人留学生入試

 英語及び日本語の文章を読ませ,それに関する問いに 日本語で答えさせます。これによって,英語の知識とと もに,社会・文化についての知識や論理的思考力及び日 本語能力を総合的に評価します。また,面接では,基礎 知識や日本語によるコミュニケーション能力,勉学意欲 を十分に有しているかを重視します。そして,日本留学 試験の成績や英語外部試験(TOEFL)のスコアと合わせ て,総合的に判定します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 国際学類ではグローバル化する世界を多様な観点から理 解し,異文化との〈しなやかな共生〉を実現することのでき る真の国際人を送り出すことを目指しています。この目的 の実現のために,高校在学中に「英語」や「政治・経済」, 「世界史」,「地理」などの学習に積極的に取り組み,これら

の教科の知識を十分に獲得しておくことが望まれます。ま た真の国際人として活躍するためには,自国の歴史・文化 についての教養も不可欠です。そこで受験生には,日本理 解の基礎として「日本語」(国語)及び「日本史」の学習を 強く推奨します。「日本語」での読み・書き・話すことの能 力は,大学で高度な知的訓練を受けるにあたり絶対必要な 条件です。国内外において外国の人々と,積極的にコミュ ニケートする意欲をもつことも望まれます。入学後の研究 テーマによっては,これらに加えてグローバル・イシュー に関係する様々な教科を学ぶ必要があります。

《理工学域》

【数物科学類】

 数学,物理学は長い歴史をもつ学問として,互いに大きな 影響を与え合いながら発展してきました。また,計算機シ ミュレーションという新しい研究手段の導入により,これま で困難とされていた複雑な数理や自然現象の理解に大きな進 展がもたらされています。それらは自然科学をはじめとする 現代のあらゆる科学の基礎を支えています。数物科学類で は,21世紀の科学として発展を遂げつつある新しい数学,物 理学,計算科学を学ぶことを通じ,国際社会の発展に寄与で きる人材を育成します。より具体的には数理的,あるいは物 理的なものの見方,思考法及び洞察力を身につけ,教育,情 報・通信,金融をはじめ,高度情報化社会の様々な分野で活 躍できる人材を育成することが目標です。

 1年次では学類共通で基礎的科目を学び,2年進級時に本人 の希望にもとづき,数学,物理学,計算科学の3つのコースの いずれかを選択し,より専門的な内容の学修へと進みます。  数物科学類では,数学・物理学の基礎に加えて計算機の技 術も学ぶことでバランスのとれた力を身につけることができ る特徴があります。科学の基礎分野における問題意識や基本 原理を学び,様々な数理・自然現象を説明することができる

こと,最先端の研究開発に応用可能な技術や問題解決能力を 身につけること,コミュニケーション能力や表現能力,種々 の自然現象を数学・物理の原理に基づいて分析し計算機の助 けを借りて解析し,自ら課題を発見して論理的考察を行い, 科学的実証により問題を解決することを重視します。

求める人材

・ 数学や物理学に興味をもち,それに取り組む熱意と探究 心をもっている人

・ 計算機シミュレーション及びそれを用いた科学研究に興 味のある人

・ 将来,数学,物理学,計算科学及びそれらの関連分野の 研究や教育に携わりたい人

・ 基礎科学をじっくりと学び,それを国際社会の発展に活 かしたいと考えている人

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,前期日程では数物科学類にとっての 基本的科目である数学・理科及び英語の学力,後期日程 では数学・物理の学力を重視します。

■帰国子女入試

 基礎学力に加え,数物科学類にとっての基本的科目で ある数学の学力を重視するとともに,面接により理解 度,勉学意欲,基本的知識等を総合的に評価します。

■私費外国人留学生入試

 基礎学力に加え,数物科学類にとっての基本的科目で ある数学・物理の学力及び日本語・英語の語学力を重視 するとともに,面接により日本語能力,勉学意欲,資質 を総合的に評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 高等学校等の課程において,5 教科 7 科目(数学,理科, 外国語,国語,地理歴史・公民)又はそれに相当する科目 を学び,そこで学修したことを十分に身につけておくこと が必要です。

【物質化学類】

 化学は自然界で起こる様々な現象の原子・分子レベルでの 理解から,21世紀に必要とされる環境に適合した新しい機能 性物質の創製,さらに日常の生活を支える様々な化学製品の 開発と製造過程に至るまでの幅広い領域を含んでいます。物 質化学類では,化学を通じて人類が自然と共生しながら持続 的に豊かに生きるための科学・科学技術・文化の発展と充実 に貢献し,社会のグローバル化を積極的に担える理学及び工 学的素養を身につけた人材の育成を目標としており, 独自 に考える力 と 未知の分野に対する強い探究心とチャレン ジ精神 の旺盛な人の入学を期待します。

 物質化学類には化学と応用化学の 2 つのコースがありま す。各コースへの所属は 2 年進級時に本人の希望,学業成績 等を考慮のうえ決定します。

求める人材

・ 自然現象の観察と実験に強い興味を持ち,実験を通して 創造的に自然と関わりたい人

・ 独自に考える力と自然に対する好奇心を持ち,発見の感 動を味わいたい人

(5)

然界へ応用することに意欲がある人

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,前期日程では物質化学にとっての基 本的科目である数学・化学及び英語の学力,後期日程で は化学の知識・理解度を重視します。

■帰国子女入試

 物質化学にとっての基本的科目である数学・化学及び 英語の学力を重視するとともに,成績証明書(調査書) により基礎学力を評価します。

■私費外国人留学生入試

 数学・化学及び英語の学力を重視するとともに,面接 により,大学の授業を理解するための基礎知識,日本語 によるコミュニケーション能力などを評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 高等学校で履修した科目(大学入試センター試験で課し ている科目)について充分に理解できていることが必要で す。さらに,化学を含む理系科目(理科,数学)は理学・ 工学の基礎となる科目ですので非常に重要です。文系科目 (国語,外国語,社会系科目(地歴・公民))も自分の意見を まとめコミュニケーションを行うために必要です。また, 高校生活の中で,日常的な科学現象に興味を持ち,それら を意欲的に探究する姿勢を身につけてください。

【機械工学類】

 機械工学類では,技術者・研究者として,安全で安心な生 活を支え,かつ,向上をもたらす様々な工業製品から,最先端 技術の開発に至るまでを対象とした,先進的な設計技術,超 精密加工,高度なシミュレーション技法の研究,さらに,エ ネルギー問題の解決に取り組み,ものづくりのリーダーとし て国際的に広く活躍する人材を育成します。そのために,機 械工学の基盤となる物理学・数学を積極的に取り入れ,基礎 学力の上に立脚した応用能力を涵養し,先端的な教育・研究 を通して技術革新を担う能力を育成します。また,自己を知 り自己の人間力や表現力を高めるため,倫理・環境に関する 教育・研究を実施して工学のみならず社会の調和に貢献し得 る人間力を養成します。

 本学類は,物理学・数学を駆使し,原子・分子レベルから, 巨大構造までを対象とした最適設計法,超精密加工技術,新 素材の開発など,未知の領域に挑む分野から,環境に配慮し た新エネルギーやエンジンの開発など,自然の保護と持続に 貢献する分野まで,広く興味を持つ人材の入学を期待します。

求める人材

・ 先端機械工学への興味,モノづくりへの熱意,人間支援 に対する高い志を持ち,講義,実験や実習,さらには研 究に積極的に参加して行動できる人

・ 技術倫理についての自覚を持ち,地球環境への関心が高 く,グローバルな視野の拡大と国際的コミュニケーショ ン能力の向上に意欲を持つ人

・ 独創性と創造性があり,自ら問題点を解決する意欲を持 つ人

選抜の基本方針 ■一般入試

 前期日程では,機械工学類とフロンティア工学類(仮

称)と電子情報通信学類(仮称)の選抜を一括して行い ます。この一括入試では基礎学力に加え,3学類において 基礎となる数学・物理・英語の学力を評価します。入学 後,学生自らが自己の適性を判断しながら進路をみつけ ていく経過選択制を導入しており,各学類への所属は 2 年進級時からとなります。出願時に所属を希望する学類 がある場合は 1 つだけ優先配属を申請でき,優先配属は 入試成績により決定されます。ただし,優先配属となっ た場合でも,2年進級時に優先配属を辞退して,他の2学 類を再希望することができます。

■帰国子女入試

 理系基礎科目である数学,物理及び英語の学力を重視 するとともに,成績証明書(調査書)により基礎学力を 評価します。

■私費外国人留学生入試

 日本語の聴解・読解力に加え,理系基礎科目である数 学,物理,化学及び英語の学力を重視するとともに,面 接により,日本語によるコミュニケーション能力,理工 学分野の勉学意欲及び資質を評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 大学入試センター試験で課している科目(理系科目及び 文系科目)及び一般入試の個別学力検査で課している科目 (数学・理科・英語)について,十分理解しておくことが必 要です。また,身の回りの モノづくり の仕組みから日 常的な科学現象まで,幅広い興味と探究心を持つことが望 まれます。

【フロンティア工学類】(仮称)

 本学類では,機械工学,化学工学,電子情報工学の知と技 を結集した最先端の教育及び研究を通して,ナノの世界から 宇宙空間や人間社会にわたるまでの様々な未踏領域を切り拓 き,グローバルな観点から,工学の飛躍的な発展と,近未来 社会の創造を牽引していくエンジニアや研究者の育成を目指 します。具体的には,ロボティクス,航空宇宙工学,高度セ ンシング技術,ナノテクノロジー,新機能性材料など技術革 命をもたらす先進的な分野から,医療福祉工学,生活支援機 器,化学製品など生活や社会の調和と発展をささえる分野ま で,広く興味を持つ人材を受け入れます。本学類ではコース 制は採用せず,電子機械,機械,化学工学,電子情報の4つの コアプログラムと,知能ロボティクス,バイオメカトロニク ス,マテリアルデザイン,計測制御システムデザイン,ヒュー マン・エコシステム,ナノセンシングの 6 つのフロンティア プログラムを組み合わせて履修します。

求める人材

・ ロボティクス,航空宇宙,スマートビークル,スマート センシング,インテリジェント制御,ナノスケール計測, 高分子,微粒子材料の開発など,新たな技術や学問分野 の開拓に意欲を持つ人

・ メカトロニクス,医療福祉工学,物質システムを中心と した,機械工学,電子情報工学,化学工学の分野でエン ジニア,研究者,教育者の道に進みたい人

・ グローバルな視点からの技術革新を通じて,次世代の社 会を創造していく技術の構築に高い志を持つ人

(6)

る意欲を持つ人

選抜の基本方針 ■一般入試

 前期日程では,機械工学類とフロンティア工学類(仮 称)と電子情報通信学類(仮称)の選抜を一括して行い ます。この一括入試では基礎学力に加え,3学類において 基礎となる数学・物理・英語の学力を評価します。入学 後,学生自らが自己の適性を判断しながら進路をみつけ ていく経過選択制を導入しており,各学類への所属は 2 年進級時からとなります。出願時に所属を希望する学類 がある場合は 1 つだけ優先配属を申請でき,優先配属は 入試成績により決定されます。ただし,優先配属となっ た場合でも,2年進級時に優先配属を辞退して,他の2学 類を再希望することができます。

■帰国子女入試

 理系基礎科目である数学,物理及び英語の学力を重視 するとともに,成績証明書(調査書)により基礎学力を 評価します。

■私費外国人留学生入試

 日本語の聴解・読解力に加え,理系基礎科目である数 学,物理,化学及び英語の学力を重視するとともに,面 接により,日本語によるコミュニケーション能力,理工 学分野の勉学意欲及び資質を評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 大学入試センター試験で課している科目(理系科目及び 文系科目)及び一般入試の個別学力検査で課している科目 (数学・理科・英語)について,十分理解しておくことが必 要です。また,身の回りのモノづくりや製品の仕組みから 日常的な科学現象まで,幅広い興味と探究心を持つことが 望まれます。

【電子情報通信学類】(仮称)

 本学類が対象とする分野は,持続的発展可能で高度に情報 化された未来社会を創造する電気電子技術(EET)と情報通 信技術(ICT)からなります。本学類は,電気エネルギー創 成・変換,ナノテクノロジー,光・電子デバイス,宇宙探査, セキュリティ,人工知能,IoT (Internet of Things),ビッグ データ , クラウドコンピューティングなどに興味がある人材 の入学を期待しています。

 本学類には電気電子及び情報通信の 2 つのコースがありま す。地球的視点や技術者としての高い倫理観を有し,電気電 子・情報通信分野の未来の課題に対する解決能力を有する自 立した技術者・研究者を養成します。

求める人材

・ エネルギー,エレクトロニクス,情報通信に関する技術 を身につけて国内外の幅広い分野で活躍したい人 ・ 科学実験やコンピュータなどに関心があり,電気電子・

情報通信分野の未来の課題を見つけて創意工夫したい人 ・ 数学が得意な人,物理学,数学の応用に積極的に取組み

たい人

選抜の基本方針 ■一般入試

 前期日程では,機械工学類とフロンティア工学類(仮 称)と電子情報通信学類(仮称)の選抜を一括して行い

ます。この一括入試では基礎学力に加え,3学類において 基礎となる数学・物理・英語の学力を評価します。入学 後,学生自らが自己の適性を判断しながら進路をみつけ ていく経過選択制を導入しており,各学類への所属は 2 年進級時からとなります。出願時に所属を希望する学類 がある場合は 1 つだけ優先配属を申請でき,優先配属は 入試成績により決定されます。ただし,優先配属となっ た場合でも,2年進級時に優先配属を辞退して,他の2学 類を再希望することができます。

■帰国子女入試

 理系基礎科目である数学,物理及び英語の学力を重視 するとともに,成績証明書(調査書)により基礎学力を 評価します。

■私費外国人留学生入試

 日本語の聴解・読解力に加え,理系基礎科目である数 学,物理,化学及び英語の学力を重視するとともに,面 接により,日本語によるコミュニケーション能力,理工 学分野の勉学意欲及び資質を評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 大学入試センター試験で課している科目においては,理 系科目及び文系科目ともに重要であるため,確実に修得し ておくことが望まれます。また,一般入試の個別学力検査 で課している科目(数学,物理,英語)については,入学 後の本学類における授業及び研究の基礎として非常に大切 ですので,しっかりと学び,身につけておくことが求めら れます。

【地球社会基盤学類】(仮称)

 本学類では,共通教育としての金沢大学〈グローバル〉ス タンダード(KUGS)に基づき,グローバル社会をリードす る人材育成のため,われわれ人類の生存基盤となる地球,日 常の生活基盤となる社会,及びそれらを取り巻く環境を対象 に,理学と工学の両面から柔軟に思考できる能力を身につけ るため,地球惑星科学・環境科学や環境工学,土木工学,防 災工学,都市工学に関わる俯瞰的で幅広い基礎知識と特化し た専門知識に基づく総合的・実践的な教育・研究を行い,地 域からグローバルまでさまざまな局面において,社会をリー ドする研究者・技術者・教育者を養成します。科学的探究心 に富み,これらの分野の専門知識を生かして活躍したいと考 えている学修意欲のある人の入学を期待します。本学類に は,地球惑星科学,土木防災,環境都市の 3 つのコースがあ り,各コースへの配属は 2 年後期開始前に本人の希望,学業 成績等を考慮のうえ決定します。

求める人材

・自然現象に対する科学的探究心のある人 ・人文社会科学にも関心のある理系人間

・ 実験・野外調査や,ものづくり・創意工夫に興味のある人 ・ 地域・我が国・世界の自然災害や防災・減災に関心のあ

る人

・ 地球環境科学や土木都市工学の専門家や研究者になりた い人

・ 地球・環境・都市の課題に対し,科学技術を通した社会 貢献がしたい人

(7)

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,理系基礎科目である数学,理科及び 英語の学力を重視します。また,理系科目だけではなく 国語や地歴・公民を含む幅広い能力も重視します。

■帰国子女入試

 理系基礎科目である数学,理科及び英語の学力を重視 します。

■私費外国人留学生入試

 日本語の聴解・読解力に加え,理系基礎科目である数 学,物理,化学及び英語の学力を重視するとともに,面 接により,学類での授業を理解するための基礎知識,日 本語によるコミュニケーション能力,理工学分野の勉学 意欲及び資質を評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 高等学校で履修した科目(大学入試センターで課してい る科目を含む)について,しっかりと身につけておくこと が必要です。特に,理系科目である数学,理科,また英語 については,応用能力を含め,しっかりと身につけておく ことが必要です。また,総合的な学力を身につけるために, 理系のみならず,人文社会系科目の学修も勧めます。

【生命理工学類】(仮称)

 「生命」は 21 世紀の最重要キーワードといわれており, 様々な生物についてシステムとしての理解が急速に進みつつ あります。本学類では,生命に関する真理の探求を目指す生 命科学,産業応用と技術開発を目指すバイオ工学,それらを コンピュータの力で拡張し加速する生命情報学の観点から, グローバル社会を牽引する研究者,技術者,さらには生命に 関する最先端の知識を備えた人材の育成に貢献できる教育者 を養成します。本学類では,新分野を切り開く学術的探究心 に富み,理学と工学の専門知識を活かして活躍したいと考え ている学習意欲のある人の入学を期待します。

 本学類には生命システム,海洋生物資源,バイオ工学の 3 つのコースがあります。また,各コースへの所属は,2年後期 開始時に本人の希望と学業成績等を考慮のうえ決定します。

求める人材

・ 生命現象に対して興味を持ち,理科系科目が得意で,実 験や野外調査が好きな人

・ 日本海の海洋生物資源の持続的な有効利用と増養殖に興 味がある人

・ 基礎生物学,分子生物学,進化生物学,生態学,システ ム生物学,遺伝子工学,バイオ工学,バイオリファイナ リー,生命情報学,環境科学,多様性生物学,海洋生物 学,保全生物学などの分野で専門家や教育者の道に進み たい人

・ 生命科学やバイオ工学の分野で,新しい価値の創造や技 術革新を目指したい人

・ 理学と工学の基礎知識を備えて,グローバル社会をリード し,生命・バイオ・海洋資源・環境分野で活躍したい人

選抜の基本方針 ■一般入試

 基礎学力に加え,生命科学の基本的科目である数学, 理科,外国語(特に英語)の学力を評価します。これら

に加え,前期日程では国語や地歴・公民を含む幅広い能 力を重視します。

■帰国子女入試

 基礎学力に加え,数学,理科,英語の学力を評価しま す。加えて,成績証明書(調査書)等提出された書類に より総合して評価します。

■私費外国人留学生入試

 数学,理科,英語の学力を評価します。日常の生活に必 要な日本語の読解・筆記能力も重視します。面接では, 学類での授業を理解するための基礎知識や勉学意欲,コ ミュニケーション能力などを評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 高等学校で履修した科目(大学入試センターで課してい る科目を含む)について,しっかりと身につけておいてく ださい。生命科学の基本的科目である数学,理科,英語に ついては,応用能力を含め特にしっかりと身につけておい てください。また,自然科学全般に広く興味を持って勉強 しておいてください。

《医薬保健学域》

【医学類】

 医学類は,従来の医学部医学科に相当し,卒業者は医師国 家試験の受験資格を与えられ,合格することによって医師と しての資格を得ることになります。

 その上で,医学類では,社会の変化に適応しつつ,多様か つ高度な医療ニーズに応え,プロフェッショナルな医師とし て成長・発展することが期待できる人材を受け入れます。

求める人材

 明確な目的意識と強い使命感を有し,知識や技能の習得 能力,論理的及び倫理的な思考力,協調性を有する人材を 求めて選抜を行います。

 なお,外国人留学生については,医師国家試験が日本語 で行われる関係上,相応の日本語能力を求めます。

選抜の基本方針

 選抜の方法としては筆記試験,面接試験等を行います。 医学では幅広い正確な知識とそれに基づいた合理的な思考 力が必要とされるため,高等学校等で学ぶ教科全般につい て高いレベルの基礎的な知識と,単なる知識ではない理解 力・思考力を全教科にわたり,偏りなく身につけておくこ とが望まれますが,特に理数系科目に重点を置き,筆記試 験においてその能力を測ります。また,自己表現能力,課外 活動(ボランティア,部活,生徒会活動等)の経験などを 通じて得られた多様な人々と協働して学ぶ態度(協働性), やり遂げる力(継続力)等を面接試験で評価します。  加えて,将来,石川県並びに富山県の地域医療をリード する指導的人材養成を目的とする推薦入試の特別枠では, 石川県又は富山県の地域医療に貢献する強い意志を持った 者を対象とします。

【薬学類】

(8)

経過選択制を導入しています。AO 入試においては,両学類 を区別して募集し,大学院までの一貫した教育を導入してい ます。

求める人材(薬学類共通)

・ 国内外の大学・研究機関において,医療の進歩につなが る基礎・応用研究を行い,次世代を担う人材を育成する 薬学教育・研究者を志す者

・ 高度な専門性を活かし,人類の健康増進や医薬品等の適 正使用,創製を通じて社会に貢献することを志す者 ・ 先進的医療や薬剤師教育に主体的に取り組む医療従事者

や,衛生行政従事者を志す者

求める人材(アドミッション・オフィス入試)

・ 生命薬学や医療に関連する分野を深く主体的に学ぶこと に意欲的で,大学院医薬保健学総合研究科・薬学専攻博 士課程(4 年制)までの一貫した教育を受けて高度な専 門性を身につけ,薬剤師の資格と博士(薬学または学術) の学位を取得して薬系大学等の教育・研究者となり,次 世代の薬剤師や教育・研究者の養成を担うことを志す者

選抜の基本方針 ■一般入試

 高等学校での高いレベルの基礎学力と,特に理数英科 目での秀でた学力を身につけた人材を選抜します。

■帰国子女入試

 授業を理解するための高い学力を個別試験により,素 質・適性・学力を面接により評価します。

■アドミッション・オフィス入試

 知識・技能に加え,思考力・判断力・表現力及び主体 性を持って多様な人々と恊働して学ぶ態度について評価 し,特に以下の(1)∼(4)を重視します。(1)は書類 審査及び大学入試センター試験の得点,(2)∼(4)は 書類審査,小論文及び面接試験で評価を行い,薬学類・ 創薬科学類が AO 入試で求める人材であるかどうか,総 合的に判断します。

(1)必要な基礎学力を備えているか

(2) 将来への目的意識が明確で,そこへ向かう意欲・資 質を有するか

(3) 本質を理解しようとする探究心や洞察力を持ち,自 主的・主体的に問題を見出して解決することに積 極的か

(4) 本学における博士課程までの一貫した学修を強く希 望しているか

■私費外国人留学生入試

 授業を理解するための高い学力を個別試験により,素 質・適性・学力ならびに日本語能力を面接により評価し ます。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 高等学校で履修する科目(大学入試センター試験で課し ている科目)について,しっかり理解することが求められま す。特に,理数英科目の高い基礎学力と理解力が必須です。

【創薬科学類】

 一般入試においては薬学類・創薬科学類を一括して募集を 行い,共通する基礎・専門科目や早期体験等の初期学修を経 た後,学生自らが自己の適性を判断しながら進路を決定する

経過選択制を導入しています。AO 入試においては,両学類 を区別して募集し,大学院までの一貫した教育を導入してい ます。

求める人材(創薬科学類共通)

・ 国内外の大学・研究機関において,医療の進歩につなが る基礎・応用研究を行い,次世代を担う人材を育成する 薬学教育・研究者を志す者

・ 製薬企業等の研究所において,病気で苦しむ世界中の 人々を救う医薬品等の創製に携わることを志す者 ・ 人類の健康維持増進に取り組む国内外の衛生行政機関等

において,主導的役割を果たすことを志す者

求める人材(アドミッション・オフィス入試)

・ 医薬品創製や健康増進を中核に据えた生命科学に関連す る分野を深く主体的に学ぶことに意欲的で,大学院医薬 保健学総合研究科・創薬科学専攻博士前期(2 年制)及 び博士後期(3 年制)課程までの一貫した教育を受けて 高度な専門性を身につけ,博士(創薬科学または学術) の学位を取得して薬系大学・研究所等で国際的に活躍す る創薬研究者となることを志す者

選抜の基本方針 ■一般入試

 高等学校での高いレベルの基礎学力と,特に理数英科 目での秀でた学力を身につけた人材を選抜します。

■帰国子女入試

 授業を理解するための高い学力を個別試験により,素 質・適性・学力を面接により評価します。

■アドミッション・オフィス入試

 知識・技能に加え,思考力・判断力・表現力及び主体 性を持って多様な人々と恊働して学ぶ態度について評価 し,特に以下の(1)∼(4)を重視します。(1)は書類 審査及び大学入試センター試験の得点,(2)∼(4)は 書類審査,小論文及び面接試験で評価を行い,薬学類・ 創薬科学類が AO 入試で求める人材であるかどうか,総 合的に判断します。

(1)必要な基礎学力を備えているか

(2) 将来への目的意識が明確で,そこへ向かう意欲・資 質を有するか

(3) 本質を理解しようとする探究心や洞察力を持ち,自 主的・主体的に問題を見出して解決することに積 極的か

(4) 本学における博士後期課程までの一貫した学修を強 く希望しているか

■私費外国人留学生入試

 授業を理解するための高い学力を個別試験により,素 質・適性・学力ならびに日本語能力を面接により評価し ます。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 高等学校で履修する科目(大学入試センター試験で課し ている科目)について,しっかり理解することが求められま す。特に,理数英科目の高い基礎学力と理解力が必須です。

【保健学類】

(9)

間性を備えた高度専門医療人と保健学研究者を育成し,国民 の医療・福祉の発展に寄与すること」を基本理念とします。 教育目標は,1)現代社会の抱える諸問題を総合的に洞察でき る能力の育成,2)日本語・外国語による討議・発表能力の 育成,3)保健学における基礎的知識と専門的知識・技術の修 得,4)保健学の知識・技術を活用した課題探究能力の育成, 5)豊かな人間性と高い専門職業人としての倫理観など医療 人としての社会的使命感の涵養,6)学際的保健学知識の統 合による教育・研究能力の育成です。

 保健学類では,国家試験受験資格の取得のためのカリキュ ラム編成がおこなわれており,このため募集単位は看護学専 攻,放射線技術科学専攻,検査技術科学専攻,理学療法学専 攻,作業療法学専攻の5専攻を設けます。

【看護学専攻】

 看護科学は,人間の誕生から死までを包括的に捉え,人々 が,グローバル化する社会,多様な環境に適応しながら健康 的に質の高い生活を送ることを支援する学問です。看護学専 攻では,健康に関わる知識と技術を体系的に学習します。さ らに,学内及び学外の医療,保健および福祉現場での実習を 通じて,高い倫理観,専門職としての使命感,医療チームの 一員としての責任を学びます。また,研究やゼミを通し,将 来の看護科学を担う者として幅広い科学的知識,問題解決方 法などを学び,将来の進歩や変化に対応するための能力を養 うと同時に,看護実践力のある指導者,教育者,研究者とな るための基礎も身につけます。卒業時には,看護師,※ 保健

師の国家試験受験資格を取得することができます。

※ 保健師課程については,平成 26 年度入学生から選択制としています。 詳細は随時金沢大学(医薬保健学域保健学類)Web サイトなどに掲載 していきますので,保健師を希望している方は確認してください。

【放射線技術科学専攻】

 放射線技術科学は,放射線,磁気,超音波を使用した医療 機器の原理や特性,情報処理技術,各種の医療画像形成法, 人体の形態,機能並びに医薬品に対する生物学的な特性など を修得する学問です。診療放射線技師となるために必要な専 門技術を修得するとともに,医療や放射線機器の進歩に対応 できる能力を養います。また,研究室配属を通じて,将来の 放射線技術科学を担う課題探求能力や,研究者となるための 基礎も身につけます。卒業時には,診療放射線技師の国家試 験受験資格を取得することができます。

【検査技術科学専攻】

 検査技術科学は,主に病気の診断や治療効果判定に対して 重要な情報を提供する臨床検査を学習する学問です。本専攻 では臨床検査に関わる知識と専門技術を体系的に獲得し,医 療現場での実習を通じて医療チームの一員である専門技術者 としての役割を学びます。また,研究室配属を通じて,進歩 する医療科学を担う深い科学的考察や革新的技術などを取得 する能力を養います。卒業時には臨床検査技師の国家試験受 験資格を取得することができます。

【理学療法学専攻】

 理学療法学は,リハビリテーション医療の一専門分野で す。種々の疾患や事故などにより,神経,筋,骨格,循環器, 呼吸器などに損傷や障がいをきたした人に対して,運動療法 や物理療法を駆使して治療に当たります。理学療法学専攻で は,理学療法士となるために必要な治療技術を科学的,実践

的に修得するとともに,医療人としてあるべき人間性を育成 します。卒業時には,理学療法士の国家試験受験資格を取得 することができます。

【作業療法学専攻】

 作業療法士として必要な知識,技術,コミュニケーション 能力を修得し,専門職としての能力を高め,研究する態度を もつ人材を養成します。本学の作業療法教育は脳機能解析学 や運動器障がいをはじめ,生活能力回復学の領域において幅 広い分野の専門教員の下に行われています。作業療法の技術 科学を修得し,研究を進め,技術を開発し,社会に役立ちた い人の入学を希望します。卒業時には,作業療法士の国家試 験受験資格を取得することができます。

求める人材

【看護学専攻】

・ 看護の専門技術や知識を高めて,社会に貢献する意欲 を持つ人

・ 病める人に対する医療のために,情熱を燃やすことの できる人

・ 人間の健康,医療問題に対して国際的視野で貢献した いと強く願う人

・ 保健の分野で,新しい技術や知識を創り出す熱意を持 つ人

・ 看護学及び看護の進歩のために,将来のリーダーとな る夢を持つ人

【放射線技術科学専攻】

・ 診療放射線技師として保健医療を支えることができる 有能な人

・高度先進医療に対応し常に努力することができる人 ・ 専門的な知識を習得するのみならず研究・思考するこ

とができる人

・ 患者の立場に立って行動・発言できる豊かな人間性を 持つ人

【検査技術科学専攻】

・ 病める人に対する医療のために,知識や専門技術を高 めて,社会に貢献する情熱を持つ人

・ 医療科学の分野で新しい技術や知識を創り出す熱意を 持つ人

・ 臨床検査技術の進歩に貢献し,将来のリーダーとなる 夢を持つ人

【理学療法学専攻】

・豊かな人間性と愛情を持ち,学習意欲の高い人 ・社会のニーズに応え,努力を惜しまない人

・理学療法学の今後を担い,人類社会に貢献できる人

【作業療法学専攻】

・たゆまず努力して,自分の能力を高めようとする人 ・ 専門技術や知識を高めて,社会に貢献する意欲を持つ人 ・ 病める人に対する医療のために,情熱を燃やすことの

できる人

・ 人間の新たな能力を引出し活用する作業療法を修得し 発展させたい人

選抜の基本方針 ■一般入試

(10)

放射線技術科学・検査技術科学の 2 専攻は数学・理科及 び英語の学力,後期日程(3 専攻)では面接試問での理 解力・表現力・勉学意欲・資質適性等を重視します。

■推薦入試

 面接で医療人としての適格性の評価および調査書による 総合評価をします。また,看護学専攻,作業療法学専攻では 小論文による資質評価をし,放射線技術科学専攻,検査技 術科学専攻,理学療法学専攻では基礎学力を重視します。

■帰国子女入試

 理科と英語の学力に加え,成績証明書(調査書)によ る総合評価をします。

■私費外国人留学生入試

 学力検査により本学類の修学上に必要な基礎学力を有 しているかを評価し,面接を通じて,志願者の日本語能 力(対人コミュニケーション能力を含む。),英語能力及 び本学類で修学することや医療人として職務を遂行する ことの適格性及び適性を評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

【看護学専攻】

 論理的思考力・表現力を身につけるため,文系科目と 理系科目の幅広い基礎学力の習得を望みます。

【放射線技術科学専攻】

 科学的な視点で事象を理解するための基礎的な知識が 必要であり,理科・数学を学んでおくことが望まれま す。また,文章を正確に読解し,事象に応じて的確に記 述する国語・英語力の習得を望みます。

【検査技術科学専攻】

 種々の臨床検査技術における基礎となる理論や科学的 考察には,数学,物理,化学及び生物学の考え方や知識 が必要で,高等学校においてこれらの教科の履修が望ま れます。また,情報収集及び発信に必要な英語の力が求 められます。

【理学療法学専攻】

 高等学校までに学ぶ国語,社会,数学,理科,英語につ いて十分な基礎学力を身につけておくことが重要です。

【作業療法学専攻】

 理系科目と文系科目の均衡がとれた幅広い基礎学力の 習得を望みます。

《後期一括入試》

【文系後期一括,理系後期一括】

 金沢大学では,「専門知識と課題探求能力,そして国際感 覚と倫理感を有する人間性豊かな人材の育成」を大学憲章に おいて教育目標に掲げています。さらに金沢大学<グローバ ル>スタンダード(KUGS)では,科学的な世界観と歴史観, 論理的展開力,己を磨く人間力,創造力,そして日本文化・異 文化に対する深い理解力を備え,知的基盤社会の中核的リー ダーとなって挑戦し続ける人材の育成に努めることを謳って います。金沢大学は,上述の目標と大学に求められる社会的 役割を踏まえ,入学後の学修,研究に必要な基礎学力を有し, さらに豊かな教養の涵養,高い専門性の修習を目指す学生が 入学することを期待します。

 特に文系後期一括,理系後期一括入試においては,様々な分

野にまたがって強い興味と関心を持ち,幅広い分野に触れて 自らの視野を広げながら主体的に学ぶ熱意があり,かつ,積極 的に課題を発見して取り組む意欲のある人を受け入れます。  後期一括入試で入学した学生は,国際基幹教育院総合教育 部に 1 年間所属し,文系の場合は人文科学・社会科学に関す る分野を,理系の場合は自然科学に関する分野を広く学び,2 年進級時に,本人の希望,学業成績等を考慮の上,文系の場 合は人間社会学域の中から,理系の場合は理工学域もしくは 医薬保健学域(薬学類を除く)の中から移行する学類(保健 学類の場合は専攻)を決定します。

求める人材

・多様な分野にまたがり強い興味と関心を持つ人

・ 幅広い分野に触れて自らの視野を広げながら主体的に学 ぶ熱意がある人

・積極的に課題を発見して取り組む意欲のある人

・ リーダーシップと協調性を持つ,あるいはこれからそれ らを身につけることを目指す人

・ 意思決定に伴う責任を自覚した上で,客観的かつ科学的 な状況分析を心がける人

選抜の基本方針 ■一般入試

 文系後期一括入試では,基礎学力に加え,総合的な課 題(総合問題)の理解力・論理的思考力・表現力等を重 視します。総合的な課題(総合問題)には英語を含む場 合があります。

 理系後期一括入試では,数学及び英語の基礎学力に加 え,物理学もしくは化学の学力を重視します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等

 高等学校等で学ぶ教科全般について基礎的な知識と理解 力・思考力・表現力を身につけておくことが望まれます。

国際バカロレア入試のアドミッション・ポリシー

参照

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